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2025年7月4日

ビザや就労許可はどう取得する?国別の基本情報(米国・オーストラリアなど)

寿司職人のビザ取得と就労許可の基本情報|国別に徹底解説(アメリカ・オーストラリアほか)

1. 寿司職人として働ける主な国

1.1 寿司職人が活躍できる国の特徴

海外で寿司職人として働くチャンスは年々増えています。特に、和食が「健康的でヘルシー」と評価され、寿司人気が高まることで、日本人寿司職人へのニーズが世界中で広がっているのが背景にあります。

主な活躍先となるのは以下のような国です。

  • アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルスなど都市部中心)
  • オーストラリア(シドニー、メルボルンなど)
  • カナダ(バンクーバー、トロント)
  • シンガポール、タイ、ベトナムなどアジア圏
  • ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツなど)

これらの国では、日本食レストランの数が年々増加しています。特に都市部では、高級志向の寿司店や、現地資本とのコラボ店舗なども多く見られます。

寿司職人として評価されやすい国の共通点は、以下の3つです。

  1. 日本文化への関心が高い
     和食や寿司が一種のステータスとして扱われる地域では、寿司職人の地位も自然と高くなります。
  2. 技能職としてのビザ制度が整っている
     職人技をもつ外国人に就労機会を与える仕組みがある国では、ビザ取得の道が開かれやすくなります。
  3. 現地にすでに日本人が一定数いる
     移民や長期滞在者が多い国では、日本人が働きやすい飲食店が多い傾向があります。

よくある誤解と注意点

ただし、どの国でも働けるわけではありません。次のような誤解や失敗も見られます。

  • 「どの国でも寿司職人は引っ張りだこ」と思い込んでしまう
     → 実際には、就労ビザの条件が厳しい国もあります。
  • 「日本での経験がなくても海外なら通用する」と考えてしまう
     → 技術力が問われる場面は多く、最低限の実務スキルは求められます。
  • 「観光ビザでも少しくらい働ける」と誤解してしまう
     → 不法就労と見なされ、強制退去の対象になる可能性があります。

こうしたリスクを避けるには、各国のビザ制度や現地事情を正しく理解しておくことが大切です。

正しい情報をもとに準備すれば、海外での寿司職人デビューはしっかり目指せます。

1.2 各国で求められるスキルや経験

国によってビザの条件や雇用の基準は異なりますが、共通して求められるのは「即戦力」として働ける実践的なスキルです。
単に寿司を握るだけでなく、厨房内での立ち回りや衛生管理、簡単な英語でのコミュニケーション能力なども重視されます。

主に求められるスキルは以下の通りです。

  • 衛生的な魚のさばき方と保存方法
  • 寿司の基本技術(握り、巻き、刺身など)
  • 現地スタッフとの円滑な意思疎通
  • 忙しい時間帯でも焦らず調理できる対応力

特に、就労ビザを取得するためには「専門技術職」としての職歴や証明が求められることが多いです。

よくある失敗例

  1. 自己流で習得した技術が通用しない
     → 技術が体系的でないと、現地店舗で即戦力と認められにくいです。
  2. 日本語以外が通じない職場環境しか経験していない
     → 簡単な英語対応すらできないと、外国人スタッフとの連携に支障が出ます。
  3. 証明できる職歴や実務証明が準備できていない
     → 就労ビザの審査に必要な職歴証明が出せないと、申請が通りません。

こうした失敗を避けるためにも、海外就職を見据えた「体系的な技術習得」と「証明可能な実務経験」を事前に積むことがカギです。

しっかりと準備すれば、ビザ申請時にも自信を持って臨めます。

1.3 国別の人気や就職事情の違い

寿司職人として人気のある国には傾向があります。待遇や就労ビザの取得しやすさ、現地の物価や生活環境など、複数の視点から見ることが大事です。

各国の傾向は以下の通りです。

国名特徴傾向
アメリカ報酬が高めだがビザ審査は厳しい実力と英語力が重要
オーストラリア技術職ビザ制度が整っており、永住も視野に入る雇用主の紹介がカギ
カナダ多文化共生で日本人にも馴染みやすい寿司人気が高く就職しやすい
シンガポール就労ビザの取得が比較的スムーズ都市部は高待遇も

就職先の選び方としては、「待遇だけでなく生活環境や文化面の相性」も重要です。実際、アメリカでは高い報酬が期待できますが、労働時間が長く、英語対応の負担が大きいと感じる人も少なくありません。

反対に、オーストラリアやカナダは働きやすさや住環境の良さが人気の理由です。

自分の技術レベルとライフスタイルに合った国を選ぶことが、長く働けるかどうかを左右します。

2. アメリカ:H-1BやOビザの概要

2.1 H-1Bビザの仕組みと申請条件

H-1Bビザは「専門職」に分類される外国人労働者向けの就労ビザです。主にエンジニアや医師、研究者などが対象となりますが、飲食業においても「特殊な技術を持つ職人」として申請されるケースがあります。

ただし、H-1Bビザは「学士以上の学位」または「それに相当する実務経験」が条件とされており、寿司職人の場合は職歴で補う必要があります。

【H-1Bビザの主な要件】

  • 雇用主からのスポンサー(オファー)があること
  • 寿司職人としての実務経験が豊富であること
  • ポジションが「専門技術職」と認められること

審査は年に一度で抽選制のため、誰でも申請できるわけではありません。技術力に加え、就労先企業がしっかりとしたビザ手続きに対応してくれるかも重要なポイントです。

2.2 Oビザとは?特殊技能職向けの特徴

Oビザは「卓越した技能を持つ人物」に発給されるビザで、スポーツ選手やアーティスト、そして高い技術を持つ料理人も対象に含まれます。H-1Bに比べて学歴要件がなく、スキルや実績が重視されるのが特徴です。

【Oビザの取得に必要な要素】

  • 専門技術を裏付ける証拠(受賞歴、メディア掲載など)
  • 過去の就労経験を示す書類
  • 雇用先の推薦や契約書類

寿司職人としてOビザを目指す場合、テレビ出演やコンテスト受賞歴があると有利です。ただし、申請資料の整備に時間と労力がかかるため、準備期間をしっかり取る必要があります。

高い専門性を証明できれば、Oビザは非常に現実的な選択肢です。

2.3 寿司職人がアメリカで働くための現実的な流れ

アメリカで寿司職人として就職するためには、次のようなステップを踏むのが一般的です。

  1. 就労先を見つけ、内定を得る
     現地の日本食レストランなどと直接コンタクトを取り、雇用契約を結びます。
  2. 雇用先からのビザサポートを受ける
     スポンサーとなる店舗が、H-1BまたはOビザの申請書類を作成し提出します。
  3. ビザ申請手続きを進める
     申請書類に加えて、職務経歴書、実務経験の証明などを提出します。
  4. ビザ取得後に渡航・就労を開始
     ビザが下りた後、アメリカでの勤務が可能になります。

注意点としては、「ビザ取得には時間がかかる」ということ。早い場合でも3か月以上かかることが多く、余裕を持ったスケジュール管理が不可欠です。

2.4 申請時のよくある失敗と対策

ビザ申請は専門的で複雑な手続きが多く、次のような失敗がよくあります。

  1. 必要書類が不十分だった
     → 経歴証明や推薦状の準備不足が審査落ちの原因になることも。
  2. 雇用先がビザスポンサーに不慣れだった
     → 書類不備や対応遅れで、スケジュールに大幅な遅れが出ることがあります。
  3. 「自分だけで申請できる」と過信した
     → 専門家のサポートなしでは、制度の変更点に対応しきれないリスクがあります。

こうした問題を回避するためにも、ビザ申請の実績がある就労先を選ぶことや、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

準備と情報収集を徹底することで、アメリカでの寿司職人キャリアが現実に近づきます。

3. オーストラリア:技術職ビザと永住権制度

3.1 技術職ビザ(TSSなど)の種類と概要

オーストラリアで寿司職人として働くには、「TSSビザ(Temporary Skill Shortage Visa)」という技術職向けの就労ビザが代表的です。これは、特定の技能を持つ外国人が、オーストラリアの雇用主に雇われて働くことを可能にする制度です。

【TSSビザの主な特徴】

  • 雇用主によるスポンサーシップが必要
  • 有効期間は2年または4年
  • 指定された職業リスト(MLTSSLまたはSTSOL)に該当すること
  • 英語力の証明が求められる(IELTSなど)

寿司職人は「Chef」や「Cook」として分類されており、特に日本料理の経験がある人材は重宝される傾向があります。実務経験と英語能力の両方がカギとなるのがポイントです。

3.2 永住権につながるキャリアパス

オーストラリアの魅力のひとつは、就労ビザから永住権へのステップが明確に用意されていることです。

たとえば、TSSビザで一定期間(2年以上)働いた後に、以下のような申請が可能になります。

  • ENS(Employer Nomination Scheme):雇用主からの推薦により永住権を取得
  • RSMS(Regional Sponsored Migration Scheme):地方都市勤務による永住権申請

また、優秀なスキルを持つ場合には「スキルド・インディペンデントビザ(189)」などを利用し、個人で永住申請を進めることもできます。

安定的な職場で働き続けることが、ビザの更新や永住への近道になります。

3.3 寿司職人が申請時に注意すべき点

申請の際には、次のような落とし穴に注意が必要です。

  1. 職歴や実務経験の証明が不十分だった
     → 経歴が不明瞭だと、審査に通らないケースも。
  2. 英語試験のスコアが満たない
     → IELTSやTOEFLなど、一定のスコアが必要です。事前の対策が必須です。
  3. 雇用先のスポンサーシップ体制が弱い
     → 手続きに不慣れな店舗では、申請が遅れたり、書類不備が発生しやすくなります。

寿司職人の場合、「和食に特化したスキル」や「清潔かつ迅速なオペレーション力」などが評価されるため、職務内容を具体的に説明できることが成功の鍵になります。

3.4 オーストラリアの飲食業界と雇用の実情

オーストラリアでは外食文化が非常に発達しており、日本食は特に人気ジャンルのひとつです。シドニーやメルボルンなど都市部では高級寿司店も多く、寿司職人へのニーズが年々高まっています。

【現地の特徴】

  • 人材不足が慢性化しているため、外国人シェフへの依存度が高い
  • 給与水準は高く、正社員雇用で時給30ドル以上のケースもある
  • 衛生管理や食材調達に対する基準が厳しく、プロ意識が求められる

さらに、オーストラリアは労働環境の整備にも力を入れており、有給休暇や労働時間の管理がしっかりしています。働きやすさという点では、寿司職人にとっても非常に魅力的な国だといえます。

制度と現場のニーズが整ったオーストラリアは、寿司職人にとって実力を活かしやすい舞台です。

4. 日本人寿司職人に有利なポイント

4.1 日本人が寿司職人として重宝される理由

世界中で和食が注目される中、寿司を本場のスタイルで提供できる日本人職人の価値は非常に高く評価されています。

特に次のような理由から、日本人寿司職人は現地レストランで歓迎されやすいです。

  • 本格的な握り寿司の技術や盛り付けセンスがある
  • 和食文化への深い理解がある
  • 味や見た目、接客の「丁寧さ」が信頼されやすい

現地では寿司の知識が限られている調理スタッフが多く、日本で技術を磨いた職人の指導力も重宝されます。「本物の寿司を出せる職人」としての存在は、単なる労働力を超えた価値を持ちます。

技術だけでなく、日本文化そのものの象徴として評価されるのが日本人寿司職人の強みです。

4.2 実務経験と専門技術の重要性

ビザの申請や就職面接で最も重視されるのが「実務経験」と「専門技術」です。特にビザ取得の際には、職務経歴や調理のレベルを具体的に証明する必要があります。

主に重視される経験・技術は以下の通りです。

  • 店舗での実践的な調理経験(最低1年以上)
  • 一通りの寿司ネタの処理と握りの技術
  • 魚の仕入れ・管理・衛生処理の知識
  • カウンター対応、注文管理などの接客スキル

実務経験がない場合や形式的な研修だけでは、現地の即戦力としては評価されにくいのが実情です。そのため、実践重視のスクールや店舗で確実にスキルを身につけることがカギになります。

4.3 英語力や資格の影響

技術に加えて重要になるのが「英語力」と「資格の有無」です。

特に英語は、現地スタッフやお客様とのやり取りで必要になるため、最低限のコミュニケーション力が求められます。

【英語力が求められる場面】

  • オーダーの確認や変更対応
  • キッチン内の指示や連携
  • 衛生・安全マニュアルの理解

英語力が不足していると、現場での連携に時間がかかり、ストレスの原因にもなります。ただし、流暢である必要はなく、「伝える努力」と「聞く姿勢」が評価されやすいのも現場の特徴です。

また、調理師免許などの資格があればプラスに働きますが、海外での就労においては「実力重視」の傾向が強いため、証明できる経験やスキルが最優先されます。

英語力と資格は“補足材料”と考え、まずは技術力と実務経験の土台を固めるのが近道です。

5. プロのサポートや斡旋を活用しよう

5.1 ビザ申請の専門家に依頼するメリット

海外で寿司職人として働く際には、ビザ申請が避けて通れません。制度が複雑で変更も多いため、専門家に依頼するのが安心です。

具体的には以下のようなメリットがあります。

  • 各国の最新のビザ制度に精通している
  • 必要書類のチェックや添削をしてもらえる
  • 書類の不備やミスによる審査遅延を防げる
  • 面接や審査対応のアドバイスが受けられる

特に初めての海外就職を目指す方にとっては、法制度や提出書類の煩雑さは大きなハードルです。経験豊富な専門家にサポートを依頼することで、スムーズに申請を進めることができます。

5.2 斡旋先の質を見極めるポイント

ビザだけでなく、働き先を紹介してくれる斡旋先も慎重に選ぶ必要があります。特に「高待遇」「語学不問」といった甘い言葉ばかりを強調する斡旋業者には注意が必要です。

良質な斡旋先を選ぶには、以下のポイントを押さえるのがおすすめです。

  • 現地の雇用実態をしっかり伝えてくれるか
  • 就職後のフォロー体制があるか
  • 紹介実績が豊富であるか
  • 条件や仕事内容が明確に提示されているか

曖昧な説明しかない場合や、手数料ばかりが強調される場合は注意が必要です。 安心して働ける現地の飲食店と繋いでくれる紹介ルートを見極める力が、海外就職成功のカギになります。

5.3 政寿司道場がサポートできる内容とは

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